本記事では、マルチページのドキュメントを洗練された仕上がりにするプロ仕様の製本方法「無線綴じ(Perfect Binding)」向けにパンフレットをデザインするための総合ガイドを紹介します。
無線綴じ(製本)を理解する
無線綴じ(のり綴じ)は、背の部分でページ同士を接着して、なめらかな背表紙を作る製本方法です。パンフレットや雑誌、ジャーナル、書籍の制作に最適です。
無線綴じパンフレットをデザインする
パンフレットをデザインするときは、完璧な製本に不可欠な背(スパイン)を意識しよう。背幅は、次のような要素で決まります。
ページ数
用紙タイプ(コート or コート無し)
紙の厚さ
たとえば、A4サイズで72ページ、表紙はシルク250g、本文はシルク170gのパンフレットには、特定の背幅が必要になります。パンフレットの仕様に基づく正確な背幅の計算方法は、提供されているリソースを参照してください。
入稿データ準備ガイドライン
パンフレットを完璧に印刷するために、次の入稿データの準備ガイドラインに従ってください。
背表紙、裏表紙、表紙を含めて、見開きでカバーをデザインしてください。
PDFファイルの最初のページを表紙(見開き)にしてください。
内ページを単ページとして書き出し、PDF内でカバーの後ろに配置してください。
例えば、32ページのパンフレットなら、PDFは31ページになります。表紙は見開きで書き出すため1ページ分として数え、残りの内側30ページは1ページずつ個別に書き出されます。
PDFファイルの構成は、次のような見た目になるよ。
背幅の計算
パンフレットの最小カバー幅を計算するには、次の式を使ってください。
最小カバー幅 = 塗りたし + 背表紙側の縁取りサイズ + 背幅 + 表紙側の縁取りサイズ + 塗りたし
たとえば、210mm × 297mm の表紙で本文が60ページの場合、最小幅は 431.429mm(4 + 210 + 3.429 + 210 + 4)になります。
最小のカバー高さを計算するには、次の式を使ってください。
最小カバー高さ = 塗りたし + 本の高さの縁取りサイズ + 塗りたし
たとえば、210mm × 297mm のドキュメントカバーなら、最小の高さは 305mm(4 + 297 + 4)になります。
A4の無線綴じパンフレットのダウンロード可能なサンプルは、こちらをクリック。
